会場風景
エントランス風景
(たんぽぽの家アートセンターHANA アトリエひこ ノーサイド横沼)
てんかんとともに生きるアーティストの展示風景
公開制作(山野将志さん+中村真由美さん)
11/2には、たんぽぽの家アートセンターHANAから山野将志さん・中村真由美さんが会場で制作を公開しました。 来場者は、お話を交わしながらもどんどん仕上がってくる作品を間近で見ることができました。
医師から贈る手づくりのあかり(指導:照明塾)
ホスピタルアートに向けて特別展示
赤崎みま いまふくふみよ 山本修司(企画:ひといろプロジェクト)
ホスピタルアートとは、アートの力をもって患者の気持ちを和らげたり、より良い医療環境をつくる取り組みであり、もっとシンプルに表現すれば、相手を想うことから始まるアートと言えます。本展では、関西圏の3作家の既存の作品を『てんかんのある人やまわりの人々』への環境をイメージしてキュレーションした3つの空間で構成しています。
(企画:ひといろプロジェクトhttps://www.hito-iro.com)
赤崎みま
絵本の国、チェコで見た風景には、穏やかな時間が流れていました。私が出会ったその風景に光の姿を描いた作品を展示します。例えば、病院で、不安な気持ちでいても、緊張していても、作品の中の光の風景に、一瞬でも、想像力を膨らませ、穏やかな世界に気持ちを開放することができればと思います。これらの作品を絵本の1ページとして、その先の物語をそれぞれの中に創造していただければ幸いです。
いまふくふみよ
植物染料の色の世界は圧倒的に美しい。過去の文献やデータをもとに、様々な色を染色する。その過程で色の意味、美しさ、強さ、歴史、記憶について思考し、色の世界に深く関わり作品制作している。作品を通して自然の色の世界を体感し、場が響きあい、人と人が繋がる空間になればと願います。10年間、発達障害の子ども達と定期的にアートワークショップを行った。アートを心から楽しむ場を体験することは、自由な表現の探求、自己解放、共感を通して、心の中に行きやすくなる種を蒔く行為だと考えています。
山本修司
幸せとか、愛とか、いつも身近にあるのに、つかもうとすればするほど遠ざかって行く。
けれど、追い求める気持ちにさせてくれる。それが私の作品です。
人はそれぞれハンディを背負って生きる性を持っています。
少しでも、自分の精神が健全であるか?それを問いながら描いています。
映画にひろがる言葉より(いせフィルム https://www.isefilm.com)
伊勢真一監督の、映画『奈緒ちゃん』や『やさしくなあに』から、てんかんのある人や寄り添う人の、言葉をピックアップして 林玲子さんのコメントとともに展示。いせフィルムの自主上映やイベントのご紹介もしました。
てんかんをめぐる活動紹介
nanacara パープルデー大阪
パープルデー大阪
てんかんと共に生きる方々と寄り添う方々はもちろんのこと、医療機関、学生、市民の皆様からの多数の参加を得て毎年3月に 『てんかん啓発』のイベントを開催しています。
てんかんのご家族と一緒に開発したアプリ「nanacara – ナナカラ – 」になります。
本当に使いやすいサービスとできるよう一つ一つ改善に励んでいきたいと考えております。